こんにちは、菜の花(@NanohanaDouzyou)です

あなたの筋トレはあっていますか❔
2問用意したので○か✖️で考えてみてください
第1問
筋トレはスピーディーに回数をこなすべきだ
第2問
筋肉は縮む時に一番筋トレの効果が大きい
正解は……
後ほど説明しますね笑
この問題を踏まえて続きをお読みください
筋肉の動き
筋肉の動きは2つのみで、収縮(縮む)と伸張(伸びる)です
筋トレはこの筋肉の伸び縮みを意識して行います
筋トレの動き
筋トレの動きを単純に説明すると、押すと引くの2つです
自重トレーニング、マシントレーニング共にこの2つの動作で成り立っています
自重トレーニング
自分の重さを支えながら行う筋トレです
腕立て伏せをイメージしてもらうと分かりやすいです
マシントレーニング
マシン(筋トレ器具)を用いて行う筋トレです
筋肉の収縮には2種類ある

少し話が難しくなってきましたね
収縮には
1.求心性収縮
2.遠心性収縮
の2種類があり、この2種類の収縮には反対の作用があります
ダンベルを使った上腕二頭筋(力こぶ)の動きで説明します
求心性収縮
筋肉が縮んでいく状態
例:ダンベルを持つ手が肩に向かうよう肘を曲げる
遠心性収縮
筋肉が伸びていく状態
例:ダンベルの重さに抵抗しながら、ゆっくりと腕を伸ばす
皆さんはどちらの収縮の際に筋トレの効果が高いと思いますか?
答えは、遠心性収縮です
実際にダンベルを持って行ってもらうとわかりますが、ダンベルの重さに抵抗してゆっくりと腕を伸ばすのは相当な負荷がかかります
※ダンベルがない方は水を入れたペットボトルでも可
おさらい

ここで最初の問題を思い出してください
第1問
筋トレはスピーディーに回数をこなすべきだ
第2問
筋肉は縮む時に一番筋トレの効果が大きい
今のあなたなら答えられるはず!
正解は…
どちらも✖️です!!
第1問の解説
筋肉への負荷は、ゆっくりと収縮・伸張させることにより高めることが出来ます
腹筋を例にすると
上半身を上げた後、すぐに身体を寝かせるのではなく、ゆっくりと身体を寝かせてみてください
すぐに寝かせるときに比べ、疲労度が高いと思います
すぐに寝かせる→重力と身体の重みで寝ている
ゆっくりと寝かせる→重力と身体の重みに(腹筋が)抵抗してから寝ている
そのため、スピーディーに行っている方は本来の筋トレの「半分しか効果が得られていない」ということです
よって、第1問の「スピーディーに回数をこなすべき」は間違いです
第2問の解説
筋肉は縮む時の方がより力を発揮することが出来ます
また、筋肉を伸ばす時には力を発揮しづらいです
第1問解説の腹筋を思い出してください
身体を寝かせる時の方が疲労度が高かったと思います
これは腹筋が伸びていく状態に対して、直ぐに寝ないよう腹筋を収縮して耐えていたからです
力を発揮しにくい状態で筋肉へ負荷を与えることにより、筋肉への負荷が上がります
つまり、より筋肉を鍛えられる ということです
少し上で説明した、ダンベルが例の求心性収縮・遠心性収縮の中にも答えがあります
どちらも収縮という名前なのでややこしいですが
求心性収縮→筋肉が縮んでいく状態
遠心性収縮→筋肉が伸びていく状態
行ってもらった方は身体で経験していると思いますが、腕をゆっくりと伸ばす時の方が疲労度が高かったですよね
これも伸ばしている時の方が上腕二頭筋への負荷が高かったからです
よって、第2問の「筋肉は収縮時に一番筋トレの効果が大きい」は間違いです
まとめると、筋トレは
「筋肉を伸ばす時はゆっくりと行う」が正解です
※筋トレの後はストレッチをお忘れなく
終わりに
みなさんの筋トレはあっていましたか?
今後、筋トレを行う時にはこの記事を思い出してもらえると嬉しいです
僕は主に自宅で出来る自重トレーニングを紹介しています
興味を持っていただいた方はこちらも見て頂けると幸いです

それでは、よき筋トレライフを!