今回は殿筋についてまとめました。
殿筋と一言に言っても
の3つがあります。(筋肉の名前を押すとそれぞれの筋肉の説明へ跳べます)
主に活動しているのは大殿筋と中殿筋で小殿筋は中殿筋の補佐のような役割です。
殿筋は骨盤と股関節の固定性を高める重要な筋肉です。特に高齢者では、中殿筋の筋力低下により歩行時に骨盤を支えきれないため、側方へバランスを崩しやすくなります。又、大殿筋の筋力低下は膝折れを引き起こす原因にもなりえるので注意が必要です。
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大殿筋
起始:腸骨背面の後殿筋線、尾骨・仙骨の後面、仙結節靭帯
停止:腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)、大腿骨殿筋粗面(だいたいこつでんきんそめん)
作用:股関節伸展、外旋
神経支配:下殿神経L(4)5~S1(2)


中殿筋
起始:後殿筋線
停止:大腿骨大転子外側面
作用:股関節外転
神経支配:上殿神経L4~S1


小殿筋
起始:下殿筋線
停止:大腿骨大転子
作用:股関節内旋
神経支配:上殿神経L4~S1
殿筋は歩行にとって欠かせない筋肉です。歩行の姿勢が変われば股関節・膝関節・足関節にも影響が出てくるので、少しでも歩容が不安定な方は1度評価してみるといいかもしれませんね。今回は専門的な事ばかりになってしまいましたが、筋トレの方ではわかりやすく書くよう意識しておりますのでよろしくお願いします!
次回は肋骨を引き締める筋トレをいくつかまとめたいと思います。
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